●E-Rモデルとは
データベース設計において物同士の関係性を表した図。
●出題された回(平成29年度春期以降)
令和元年度秋期
E-Rモデルの説明
E-Rモデルとは、データベース設計において物同士の関係性を表した図です。
E-Rモデルの「E」は「Entity」の頭文字で「実体」を意味して、
「R」は「Relationship」の頭文字で「関係性」を意味します。
下図がE-Rモデルの例です。
- 赤で記した部門や社員が「実体」
- 青で記した線が「関係性」
- 緑で記した項目が「属性」
![](https://shikaku-dou.com/wp-content/uploads/2022/11/308c6e77c7dfd373f62f2bc948b610dc-e1667700272235-1024x317.jpg)
関係性を示す線に「1」と「*」の記載があります。
これは、「1つ」の部門に「複数(*)」の社員が所属しているという意味になります。
E-R図を作成するメリット
E-R図はぱっと見でテーブル同士の関係性が分かります。よって次のようなメリットが考えられます。
- システム全体のテーブル同士の関係性を俯瞰で確認しやすい
- 設計漏れに気付きやすくなる
過去問
応用情報技術者 午前試験
令和元年度秋期問26
データベースの概念設計に用いられ、対象世界を、実体と実体間の関連という二つの概念で表現するデータモデルはどれか。
ア E-Rモデル
イ 階層モデル
ウ 関係モデル
エ ネットワークモデル
正解と解説
正解は”ア”
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